脳梗塞後の歩行訓練リハビリ体験談:具体的な方法と注意点
脳梗塞後のリハビリは、身体機能を回復させるだけでなく、再発を防ぐための大切なプロセスです。私自身が経験した歩行訓練について、具体的な方法と注意点を共有します。
歩行訓練の具体的な方法
1. 基本的な筋力トレーニング
リハビリの初期段階では、足の筋力を少しずつ回復させることが重要です。最初はベッドや椅子に座った状態で、足を上下に動かす運動や、ゴムバンドを使った負荷トレーニングを行いました。この段階では歩行は難しいので、まず筋肉を再び動かす感覚を取り戻すことが目的です。
2. 立位訓練
ある程度筋力が戻った段階で、立つ練習に移りました。平行棒を使用して、バランスを保ちながらゆっくり立ち上がる練習を繰り返しました。最初は数秒しか立てませんでしたが、少しずつ時間を延ばし、自信をつけていきました。
3. 歩行訓練
平行棒を使った歩行訓練からスタートしました。片足を一歩ずつ動かし、次に片手で平行棒を支える練習に進みました。その後、歩行器や杖を使用しながら実際に歩く練習を行い、ついには支えなしで短い距離を歩けるようになりました。最初は短い距離から始め、無理のない範囲で徐々に距離を伸ばしました。
4. 実生活に即した練習
日常生活に必要な動作、例えば階段を上る練習や不安定な地面を歩く練習も重要です。リハビリの最後の段階では、これらの動作を安全にこなせるように重点的に取り組みました。
注意点
1. 無理をしない
リハビリは焦らず、自分のペースで進めることが大切です。
脳梗塞後の体は回復に時間がかかるため、無理をすると逆効果になる場合があります。
2. 正しいフォームを意識する
歩行訓練では、正しいフォームで歩くことが重要です。最初の段階で間違った姿勢が癖になると、後々修正が難しくなります。
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師の指導をしっかり受けることがポイントです。
3. 疲れを見逃さない
リハビリ中は、体が想像以上に疲れやすいです。疲労が蓄積すると再発のリスクも高まるため、休憩を取り入れながら無理のない範囲で行うことが大切です。
4. 継続する意識を持つ
リハビリは継続が命です。一度できるようになった動作でも、訓練を怠るとすぐに衰えてしまうため、日々の習慣として取り入れることが必要です。
まとめ
脳梗塞後の歩行訓練は簡単なものではありませんが、少しずつ進歩を感じることで大きな希望が生まれます。私自身、毎日の積み重ねで歩ける喜びを取り戻しました。正しい方法と注意点を意識しながら、焦らず地道に取り組むことがリハビリ成功の鍵です。同じ経験をされている方の参考になれば幸いです。
NBAグループ 訪問鍼灸マッサージ
住所:愛知県名古屋市東区東桜1ー10−29 パークサイドビル栄7階
電話番号:090-7313-6130